上神野といえば柿。紀美野町合併前も「美里の柿」といえばなんとも情緒ある干し柿や富有柿が有名でした。上神野でも甘柿と干し柿用の渋柿がともにつくられています。上神野の甘柿はなんといっても富有柿。その美味しさは甘柿の王様と呼ばれるほど。渋柿の渋さはタンニン。干柿にするとタンニンが固まって溶けなくなりとろ~りあま~い「あんぽ」や食べ出すと止まらない柿チップに。

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昔はごくあたりまえに採れた作物も、いまはずいぶんと見かけなくなりました。
上神野ではそんな食べ物も収穫しています。ご希望の方はお知らせください。

  • 柿の水キムチ

    数日で漬けられる、さっぱり水キムチ。

      《材料》
      つけ汁
      塩 小さじ2
      水  400g
      米の粉 小さじ1(上新粉、米粉など)
      ニンニク(薄切り) 1片
      生姜(薄切り) 1片
      赤唐辛子 1本(中の種を取って) 
      酢 大さじ2

      柿(正味) 3個分

    《作り方》
    1、小鍋に塩、水、米の粉を入れて湧かす。火を止めて、薄切りにしたにんにと生姜、赤唐辛子、酢を入れる。あら熱をとる。
    2、柿は食べやすい大きさに切る。1のつけ汁に漬ける。 3、夏場は半日、冬場は1日、常温に置いてから、冷蔵庫にて保存。二日目以降がオススメ。

  • 柿チップのグラノーラ

    そのままつまんでも、ヨーグルトや牛乳とあわせても。
      《材料》
      薄力粉   20g
      オートミール 120g
      きび砂糖  60g
      塩 少々
      菜種油  40g
      きな粉 30g
      豆乳  50g
      くるみ 50g(粗く刻む)
      柿チップ   120g

    《作り方》
    1、ボウルに薄力粉、オートミール、きび砂糖、きな粉、塩を入れ全体を手でよく混ぜ合わせる。
    2、菜種油を注ぎ、手で混ぜ合わせる。豆乳を入れ、手で混ぜる。くるみも加える。
    3、天板にオーブンペーパーを敷き、2を全体に広げる。
    170℃に予熱したオーブンで、15分焼く。
    4、一度オーブンから取り出し、全体をスプーンなどで混ぜてさらに15分焼く。
    5、そのまま冷ます。十分に冷めてから、食べやすい大きさに切った柿チップを加える。

  • 柿と生姜のチャツネ

    カレーと相性抜群!ご家庭でも作れる柿と生姜のチャツネのレシピです

      《材料》
      柿(正味)
      500g きび砂糖 300g
      生姜 20g
      レモン汁 1個分
      シナモンパウダー 小さじ1/2
      ナツメグパウダー 小さじ2/3

    《作り方》
    1、柿は、2センチ角ほどの大きさに切る。きび砂糖と合わせ、ひと 晩(8時間~12時間)おく。
    (柿の水分が出てくる。)
    2、厚手の鍋に1と水100ml を入れ、グツグツと沸騰するまで強 火で沸かす。
    鍋底が焦げやすいので、途中木べらで混ぜながら煮る事。
    沸いたら、蓋を1センチほどずらして置き、弱火で30分煮込む。
    3、ハンディブレンダーで粗めに撹拌する。(フードプロセッサーで もできるが、充分に冷ましてから撹拌する事。)
    4、生姜をおろしたもの、レモン汁、シナモンパウダー、ナツメグパ ウダーを入れ、さらに10分煮込む。

  • 干柿のてんぷら

    砂糖が高価な時代から、栄養豊富な子どものおやつとして地域で食べられていたのが「干し柿の天ぷら」。柿の種類によってもいろんなタイプの干し柿が出来ます。

      《材料》
         干し柿
         天ぷら粉

    《作り方》
    1.干し柿はヘタを取って半分に切り、タネがあるときは取り除きます。
    *6等分ぐらいに切っておくと食べやすいです。

    2.干し柿が固い場合は、お湯に干し柿を浸し、 干し柿の固さをみながら、少し柔らかくなるまで待ちます。
    (※5~10分程度)
    この時、長くつけすぎると柔らかくなりすぎるので注意してください。

    大人用のアレンジとして、干し柿にお湯のかわりに
    35度以上の焼酎やブランデーを少量ぬって、少し柔らかくする。

    3.お湯に浸した干し柿に天ぷら粉を軽くまぶして、水で溶いた天ぷら粉にくぐらせます。

    4.180度で揚げます。時間は衣にちゃんと火が通る程度です。 衣がサクサクに揚がれば出来上がりです。

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